退職金支給通知書 テンプレート(無料・日本語/英語対応)

必要事項を入力するだけで、退職金の計算明細を含む通知書を数十秒で作成。勤続年数、退職所得控除(退職所得控除)、課税退職所得金額、源泉所得税(復興特別所得税2.1%含む)、住民税、差引支給額をすべて自動計算。日本語と英語の表示切替、本文の直接編集、PDFエクスポートに対応した無料ツールです。

最終確認: · 退職所得課税制度に準拠

退職金支給通知書ジェネレーター

2026年5月15日

田中 太郎 様

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-4

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-1

株式会社サンプル

代表取締役 山田 花子

退 職 金 支 給 通 知 書

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このたびの貴殿の退職に伴い、退職金を下記のとおり支給いたしますので、ご通知申し上げます。

敬具

  1. 退職日 2026年4月30日
  2. 雇用期間 2010年4月1日 から 2026年4月30日 まで
  3. 勤続年数 16年(1年未満切り上げ)
  4. 業務及び地位 ITソリューション部 ソフトウェアエンジニア
  5. 退職金支給額の計算 退職金総額: ¥10,000,000 退職所得控除額: ¥6,400,000(勤続年数に基づく算定) 課税退職所得金額: ¥1,800,000 =(退職金総額 − 退職所得控除額)÷ 2 源泉所得税(復興特別所得税を含む): ¥91,890 ※ 退職所得の受給に関する申告書 未提出のため、源泉所得税は退職金総額の20.42%(一律)を控除しています。 源泉所得税(復興特別所得税を含む・20.42%): ¥91,890 住民税(特別徴収): ¥180,000 差引支給額: ¥9,728,110
  6. 支給予定日 2026年5月25日
  7. 支給方法 銀行振込(給与振込口座宛)
  8. 確定申告について 退職所得については源泉徴収のみで課税関係が完結するため、原則として確定申告は不要です。他の所得との関係で還付を受けられる場合があります。 退職所得の受給に関する申告書を未提出のため、源泉徴収額は退職所得控除を考慮しない一律20.42%となっています。確定申告により過納税額の還付を受けられる場合があります。
  9. お問い合わせ 本件に関するお問い合わせは、人事部 鈴木(電話 03-1234-5678)までお願いいたします。

以上

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-1

株式会社サンプル

代表取締役 山田 花子  印

________________________

送信準備ができたら 上のプレビューをそのままPDFでダウンロードできます。メールアドレスはファイル受領のみに使用します。

使い方

争訟性に耐える退職金支給通知書を60秒で作成

退職金支給通知書は、退職金の計算根拠(退職金総額、退職所得控除額、課税退職所得金額、源泉所得税・住民税、差引支給額)を文書化する書面です。労働者にとっては税務上の主要記録、使用者にとっては当該支給を就業規則の退職金規程及び退職所得課税制度に紐付けるための1人ごとの帳票となります。

1. 勤続年数

雇用開始日と退職日の差から自動算定し、1年未満は切り上げます。退職所得控除額の算定上、勤続16年と1日でも勤続17年として扱われます。本テンプレートはこのルールを自動適用します。

2. 退職所得控除額

日本の退職金税制で最大の優遇措置です。勤続20年以下の場合は、80万円と「40万円 × 勤続年数」のいずれか高い方。20年超の場合は、800万円 + 70万円 × (勤続年数 − 20)。長期勤続では加算が大きく、勤続30年で1,500万円の控除額となります。

3. 1/2ルール

退職所得控除を適用した後の残額を1/2した金額(課税退職所得金額)が、累進所得税率の対象となります。控除額と組み合わせ、退職金は給与所得よりも実効税率が大幅に低くなります。さらに、退職所得は他の年間所得と合算されないため、他の所得の限界税率を押し上げません。日本の所得税制で最も優遇されている所得カテゴリの1つです。

4. 退職所得申告書のトグル

退職所得の受給に関する申告書を支給前に提出した場合、源泉徴収は控除額及び1/2ルールを適用して算定します。未提出の場合、退職金総額に対して一律20.42%が源泉徴収され、退職所得控除は適用されません(多くの場合過納となり、確定申告で還付)。実務上の標準は、支給前に労働者に申告書を提出してもらい、最初から低率の源泉徴収を適用することです。本トグルは、申告書を実際に受領していない場合にのみオフにしてください。

5. 住民税

課税退職所得金額に対し一律10%。特別徴収手続により支給時に源泉徴収され、翌年度の通常住民税サイクルとは別に処理されます。

6. テンプレートにない条項は直接編集

プレビュー上部の「編集」ボタンで本文を直接編集できます。分割払い・分割支給スケジュール、複数受取人への按分(労働者死亡の場合)、特定の退職金規程条項への言及、株式報酬関連の取扱等、テンプレートが想定していない事項はここで追加してください。

7. PDFで出力

「PDFをダウンロード」を押し、メールアドレスを入力するとPDFがブラウザ内で生成されます。プレビューに表示されている内容(日本語または英語)がそのままエクスポートされます。

注意点

  • 就業規則に退職金規程がない場合、退職金支給は法定義務ではありません。臨時的支給の場合、退職合意書(解決金条項)の方が運用上適切な場合が多くあります。
  • 重大な非違行為による解雇の場合、退職金規程により全額不支給又は減額が認められることがあります。手続を慎重に進め、判断根拠を文書化してください。判例では不支給措置に対する審査が厳格です。
  • 確定拠出年金、確定給付年金等が同年に併給される場合、退職所得控除額は両者を合算して算定します。
  • 過去4年以内に他の退職所得(前職又は法人役員退職金等)を受給している場合、勤続期間の重複部分について退職所得控除が調整されます。申告書に開示される事項であり、これも申告書受領を必須とすべき実務上の理由の1つです。
  • 非標準的な案件、争訟性のある案件においては、必ず社会保険労務士、税理士、又は弁護士による文言・計算の確認を経てください。

用語

主要項目の意味

退職金支給通知書

退職金の計算根拠(総額、控除額、課税対象額、源泉徴収額、差引支給額)を文書化する書面。

退職所得控除

所得税計算前に適用される控除。20年以下は1年あたり40万円(最低80万円)、20年超は1年あたり70万円。

1/2ルール

退職所得控除適用後の残額を1/2した金額のみが累進所得税率の対象となる規定。日本の退職所得課税制度の優遇措置の中核。

退職所得の受給に関する申告書

支給前に労働者が使用者に提出する書面。提出済の場合、退職所得控除及び1/2ルールに基づく源泉徴収が行われる。未提出の場合は退職金総額に対し一律20.42%が源泉徴収される。

復興特別所得税

基本所得税額に2.1%を加算する付加税(実効乗数1.021)。東日本大震災の復興財源として2037年まで全所得税に課税される。

住民税の特別徴収

退職金については、課税退職所得金額に対する10%住民税を支給時に源泉徴収する特別な手続き。通常の月次住民税徴収とは別に処理される。

労基法第89条

就業規則に退職手当制度を定める場合、適用対象、計算方法、支払時期を明示しなければならない旨を定める条項。

退職合意書の解決金 vs 退職金

退職合意書の解決金は、雇用関係の終了に伴い支給される場合、退職金と同様に退職所得として優遇税制下で課税されるのが原則。退職金支給通知書は文書化のパターン、退職合意書は就業規則の退職金規程によらない臨時的支給の媒体。

よくある質問

退職金支給通知書に関するよくある質問

退職金支給通知書とは?

退職する労働者に対し、使用者が退職金の計算根拠を文書化して交付する書面です。勤続年数、退職金総額、退職所得控除額、課税退職所得金額、源泉所得税及び復興特別所得税、住民税、差引支給額、支給予定日を記載します。労働者の税務上の主要記録となるとともに、受領証明としても機能します。

退職所得控除はどのように計算されますか?

勤続年数(1年未満切り上げ)に基づきます。20年以下:80万円と「40万円 × 勤続年数」のいずれか高い方。20年超:800万円 + 70万円 × (勤続年数 − 20)。例:勤続25年であれば、800万円 + 70万円 × 5年 = 1,150万円。

なぜ日本では退職金が税制上優遇されているのですか?

3つのルールが組み合わさっています:勤続年数に応じた大きな退職所得控除、控除後を1/2にする「2分の1ルール」、申告書提出済の場合に源泉徴収のみで完結し他の所得と合算されない点。

退職所得申告書を未提出の場合はどうなりますか?

退職金総額に対し一律20.42%が源泉徴収され、退職所得控除は適用されません。多くの場合過納となるため、確定申告により還付を受けることが可能です。実務上の標準は、支給前に申告書を提出してもらい、最初から低率の源泉徴収を適用することです。

退職金の源泉所得税はどのように計算されますか?

申告書提出済の場合、課税退職所得金額(退職金総額 − 退職所得控除額の半額)を累進税率(5%/10%/20%/23%/33%/40%/45%)に当てはめて算定し、復興特別所得税2.1%を加算(× 1.021)。住民税は同じ課税退職所得金額に対し一律10%。両者とも支給日に源泉徴収。

使用者は退職金支給を義務付けられていますか?

労基法上の標準的な義務はありませんが、就業規則又は労働協約に退職金制度がある場合、使用者はその規定に従う契約上の義務を負います。労基法第89条により、退職手当制度には適用対象、計算方法、支払時期の明示が必要です。退職金規程がない場合は任意支給となり、退職合意書による解決金が運用上適切な場合が多くあります。

通知書は日本語と英語のどちらで作成すべきですか?

法的に有効な原本は日本語版にすべきです。外国籍労働者向けには、日本語の退職金支給通知書を正本として交付し、英訳を理解のために添付するのがベストプラクティスです。本ツールでは日本語表示と英語表示をワンクリックで切り替えられ、それぞれを別々のPDFとしてダウンロードできます。

本文を直接編集できますか?

可能です。プレビュー上部の「編集」ボタンを押すと、本文を直接編集できます。分割払いスケジュール、複数受取人への按分、特定の退職金規程条項への言及、株式報酬関連の取扱等、テンプレートが想定していない事項はここで追加してください。

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ご注意。 本テンプレートは退職金支給通知書の一般的な構成と退職所得課税の標準計算を示す参考情報であり、専門家による法的・税務助言の代替ではありません。自動計算は標準的な退職所得課税ルール(控除、1/2ルール、累進税率、復興特別所得税、住民税10%)を適用しますが、特殊な状況(4年以内の他の退職所得受給、確定給付・確定拠出年金との重複、障害事由による退職、勤続年数の特殊調整等)には対応していません。非標準的な案件においては、通知書の文言及び計算について、税理士、社会保険労務士、又は弁護士による確認を必ず受けてください。